「あァ? アッシ? 今? さくらや」「オンニ、キテっかんねー」
ぽっちゃり顔にバッチリとマスカラをしたギャルが携帯電話を手に登場する
大手家電量販店「さくらや」のCM。いったいどんな意味で、彼女はだれなのか。
「オンニとは、オニ(鬼)のことで今どきのギャル言葉です。
一時期はやったチョ~(超)に相当します」(女性ファッション誌編集者)
翻訳すると、「もしもし、私。今、さくらやにいるの」「ここは、流行の波が、
すごく来てるからね」となる。
ギャルの正体は、新進お笑い芸人の柳原可奈子(21)。
東京都中野区出身で、東京アナウンス学院お笑いタレント科を卒業して芸能界へ。
山田邦子(47)やダチョウ倶楽部ら人気者を抱える太田プロダクションに所属する。
まだ芸歴3年目だが、お尻をフリフリさせ、
客に試着をすすめる「カリスマショップ店員」や、
電車の中で周りを気にせず化粧をする「総武線の女子高生」などが持ちネタ。
だれもが「そんな人、いるいる!」と感じる、ちょっぴりムカッときて、
どこか憎めない子をリアルに演じる。
芸人1年目は、所属事務所のライブにも出られなかったが、
昨年10月ごろから「エンタの神様」(日本テレビ系)などで露出しはじめ、
今年2月の「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)で一気にブレークした。
とくに今月は、「さくらや」をはじめ、トヨタのネッツとカローラ」、
そして23日からサントリーの缶コーヒー「ボス」と3本も出演CMがオンエア中。
「ボス」では、ハリウッド俳優、トミー・リー・ジョーンズ(60)と共演を果たしている。
人気の理由をマーケティングコンサルタントの西川りゅうじん氏は、こう分析する。
「とにかく旬のパワーを感じますし、表情が面白く、表現力豊か。
明るく楽しいキャラクターも好感度が高く、
短い時間で人をひきつけるCMには、最高のキャラクターです。
ネタも、現代の若い子に限らず、
女子高生ブームの先駆けだった現代の30-40代まで、
興味がある内容なんです」
広告業界では、早くも「次世代の新CM女王」の声も。
お父さん、覚えましたか?
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